新社会人になって仕事でミスばかりする。上司に怒られる。そんな経験してませんか?
ミスをおそれて仕事に集中できていないのかもしれません。
今回のテーマは「集中力」です。なぜ集中力は落ちるのか?人が集中できる時間ってどのくらい?そんな疑問にお答えします!
あなたの集中力はどのぐらいで続きますか?すぐ携帯いじっていませんか?
あのマイクロソフトが行った研究を基に、集中力について考えていきたいと思います。
“Attention Span”(集中力持続期間)
まずは、”attention span” 、集中力が持続する時間についての定義を説明します。
“Attention span” とは「個人が1つのタスクに注意散漫にならずに、集中できる時間」のことを言います。
では、なぜそもそも集中力は長いほうがいいのでしょうか?
理由は多々ありますが、例えば集中力が長ければ、
- よりクリエイティブになる
- ミスをより少なくできる
- 目標達成率が高くなる
こういった理由があります。
ところが最近の研究では、アメリカの成人の平均 ”Attention span” は20分~5分であると言われています。たったこれだけの時間しか人間は集中力が持続できないのです。
金魚と人間の集中力ってほぼ一緒!?
さてここからはもっと衝撃的な内容になっています。
あの、Microsoft Corporation が行った調査によると人間の集中力は8秒しか続かないという結果が出ました。
8秒という数字がどれ程のものか、、、、、
金魚と比べてみましょう。誰もが一度は見たことがある、あの金魚。
なんと、金魚は9秒も集中力が持続するのです!!
8秒がどれ程のものかお判りでしょうか。
実験の概要
2000人のカナダ人、18歳以上を対象としたサーベイが行われました。
研究者は脳の活動を観察をするために、被験者の細胞から発せられる電気信号を記録しました。
結果、全ての性別、全ての年代で集中力が短くなっていることを発見しました。
44%の被験者が、1つのにタスクに集中力が持続できていませんでした。
45%の被験者が、関係のないことを考えてたり、ぼーっとするなどをしていました。
他にも、18-24歳のカナダ人が、携帯に依存している傾向にあるともわかりました。
「暇な時に最初にする行動は何?」と聞かれた被験者の77%は、携帯に手を伸ばすでした。
反対に、65歳以上で、携帯に手を伸ばすと答えたのは、たったの10%でした
ではなぜ人類の集中力は年々衰えているのでしょうか。
研究者はこう結論付けています。
「テクノロジーの発達、メディアの情報量、SNS、などの為にシングルタスクに集中できなくなっている」
デジタルテクノロジーが発達すればするほど、人間の集中力は短くなります。
皮肉ですね。
デジタル革命の張本人のマイクロソフトは、こう締めくくっています。
「”Attention span” の低下はテクノロジーの進化に脳が適応しているためである」
まとめ
さて、ここまで読んでくださった皆さんは、少なくても金魚よりは集中力があります!
実際私も飽きたらPCを開きますし、携帯も触ってしまいます。
今後私自身も気を付けるべきだなと、記事を読んでいて思いました。
今回はここまで!