上司の気持ちが分からない新社会人へ【人の感情を理解する】

質問するタイミングが分からない。

新卒になって困るのは質問するタイミング分からない事です。いつ聞いてもイライラしている上司。質問できないと溜まっていくタスク。

そんな困っている新社会人の為に、今回は科学的に感情を読み解く一番大事なところを説明します。

顔の表所や、細かい機微まで見て人の行動をコントロールしたり読んだり。そんな人の感情を読み解くときに科学的に見るべきポイントご紹介します。

まず結論から伝えて、どんどん広く説明します。

目次

人の心を読むときどこを見る?

まずは結論から書きますね。

相手の事を知りたければ目をつぶって、声に集中した方がいい。

今まで顔の表情だったり、行動、癖などから感情を読み取ろうとしていませんでしたか?

この研究結果によると、一番効率の良い方法は相手の声を聴くことだそうです。

理由や研究の背景を知りたい方は、続きをどうぞ~

何故声が大切なのか?

声だけのコミュニケーションで、正しい感情が伝わるかどうかを調べた研究があります。声だけのコミュニケーションのほうが、表情を読んだりするよりも相手の感情を読み取れると研究者たちは考えたんですね!

共感の正確さは、視覚だけのコミュニケーションや視覚と声を組み合わせたコミュニケーションよりも、声オンリーのコミュニケーションのほうが正確性が高いことが研究結果として出ました。

論文の最後には、今までの表情で読み取るコミュニケーションに疑問を投げかけています。

生物学的な考え方

元々、社会動物として、コミュニケーションは無くてはならないものでした。
そして、コミュニケーションを円滑に図るためには、感情を読み取る、共感の正確さが求められていました。

  1. 感情や考えの判断
  2. 他者の気持ち

これらを読み取るために必要になるは正確な共感力です。

もし、正確な共感力を持っている場合は、自分の子孫を残すためのパートナーを見つけることが容易になります。
チームで働くうえでも、必要なスキルになるでしょう。

そもそも、なぜ人は正確な共感をすることが難しいのか、それはコミュニケーションの方法が多岐にわたってしまい、注意が分散してしまうためです。

現在の科学では、マルチタスクはNGとなっています。
マルチタスクをするよりもシングルタスクをした方が効率が良いの、視覚、表情、触覚、声など色々組み合わせるよりも、どれか1つに集中した方がより研ぎ澄まされるのです。

声は五感の中で最も共感の正確性が高い

改めて、声は他のコミュニケーション方法に比べると、最も適したツールだと言えます。

声は、話す内容、トーンやスピードで感情を伝えることが出来る。
話す内容は、人が自分の感情を伝える上でとても重要。

研究では、異なるコミュニケーションツールを使って、感情をディスカッションしてもらいました。

その結果、声のみでディスカッションした方が、視覚のみのコミュニケーションよりも、正確に感情が伝わりました。

表情や非言語的なコミュニケーションは、声よりも信頼度が低い

いくつかの研究結果によると、表情や非言語的な表現は人の感情を隠してしまうと言われています。

ある研究によると、人は不快なことや嬉しかったことを経験した時に、意図的に感情を隠してしまうのだそうです。
それを、表情や非言語的な表現から見極めるのは極めて困難です。

声以外で読み取るためには、メンタリストのようなトレーニングが必要なのです。

さらには複数の感覚を同時に使うことは非効率だとも言われています。

最初に説明したとおりに、現在はマルチタスクは悪とされています。

2つの事は同時に行う作業や、切り替える作業は効率が悪くなるのです。

人の感情読み取るときも同じです。
視覚と聴覚を同時や交互に使ってしまうと、正確性や理解するスピードが落ちてしまいます。

よって、感情を読み取る作業においては、1つのことに集中して行ったほうが効率良くできるのです。

さらにそれが、声であればより精度の高い共感が出来ます。

まとめ

  1. 声は他のどんな手段よりも、感情を正確に読み取れる
  2. 正確に共感するためには、声のみに集中する
  3. マルチタスクをするのではなく、シングルタスクが重要

以上の3点を踏まえて上司を観察してみてください。他の社員の方と話をしている時の声のトーンに注目をし、機嫌が良さそうなときに質問をしに行きましょう!

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