【スイッチのセキュリティー用語一覧】未経験からのCCNA取得

今回はレイヤー2のネットワーク機器であるスイッチのセキュリティーについての専門用語を一覧にしました。

セキュリティーに関するコマンドを一覧になっています。ネットワークエンジニアなる為にCCNA合格を目指しましょう。

目次

スイッチのセキュリティー用語一覧

用語 解説
1 ポートセキュリティー 外部の端末がスイッチに接続して不正にネットワーク通信するのを防ぐ技術
・MACアドレスで端末識別
・セキュアMACアドレス:スイッチに登録されている許可された端末のMACアドレス
2 switchport port-securityコマンド ポートセキュリティーの有効化

(config-if)#switchport port-security

3 switchport port-security maximumコマンド セキュアMACアドレスの登録最大数設定(デフォルト=1)

(config-if)#switchport port-security maximum 最大数

4 switchport port-security mac-addressコマンド MACアドレス登録

(config-if)#switchport port-security mac-address MACアドレス

5 switchport port-security mac-address stickyコマンド 自動登録のセキュアMACアドレスをrunning -configに保存する設定

(config-if)#swithcport port-security mac-address sticky

6 セキュアMACアドレス以外からのフレームが届いた際の動作 ・protectモード:ブロックするだけ
・restrict:モード:ブロック+カウンター。SNMP通知も行う
・shutdownモード:ブロック+カウンター+シャットダウン。インターフェイスをシャットダウン(エラーディスエーブル状態)していかなる端末も通信出来なくなる。
7 switchport port-security violationコマンド 違反モード設定(デフォルト=shutdownモード)

(config-if)#switchport port-security violation モード

8 show port-securityコマンド ポートセキュリティー設定確認

#show port-security

・Secure Port:有効のインターフェイス
・MaxSecureAddr:登録可能な最大なMACアドレス数
・CurrentAddr:現在の登録されているMACアドレス数
・SecurityVolation:違反カウンター
・Security Action:違反時の動作モード

9 show port-security addressコマンド セキュアMACアドレス確認

#show port-security address

・Vlan:ポートが属しているVLAN番号
・Mac Address:登録済みセキュアMACアドレス
・Type:-configured(手動)、-dynamic(自動)、sticku(スティッキーランニング)
・Ports:インターフェイス
・Remaining Age:自動で登録されたセキュアMACアドレスが破棄されるまでの時間

10 show port-security interfaceコマンド インターフェイス確認

#show port-security interface インターフェイス

・Port Security:有効(enabled)、無効(Disabled)
・Port Status:現在のポートの状態
・Violation Mode:違反モード
・Maximum MAC Addresses:最大セキュアMACアドレス
・Total MAC Addresses:登録済みセキュアMACアドレス数
・Configured MACAddresses:手動登録MACアドレス数
・Sticky MAC Addresses:スティッキーラニングで登録されたMACアドレス数
・Last Source Address:最後に受信したフレームの送信元MACアドレス
・Security Violation Count:セキュリティ違反カウンター

11 show errdisable recoveryコマンド 自動復旧になっているエラーの確認

#show errdisable recovery

12 errdisable recovery cause コマンド 自動復旧設定(allで全て復旧)

(config)#errdisable reovery cause エラーの原因

13 errdisable recovery intervalコマンド 復旧までの秒数変更(デフォルト=300秒)

(config)#errdisable recovery interval 秒数

14 DHCPスヌーピング ・DHCPスプーフィング(不正なDHCPサーバー経由で盗聴を行う)を防ぐ技術
・trustとuntrustにスイッチのポートを分ける。
15 ip dhcp snoopingコマンド DHCPスヌーピング有効化

(config)#ip dhcp snooping

16 dhcp snooping vlanコマンド 有効にするVLAN指定

(config)#ip dhcp snooping vlan VLAN番号リスト

17 ip dhcp snooping trustコマンド trustポート指定

(config-if)#ip dhcp snooping trust

18 ip dhco snooping information optionコマンド リレーエージェント情報オプション(オプション82)

(config)#ip dhcp snooping information option

19 show ip dhcp snooping DHCPスヌーピング設定確認

#show ip dhcp snooping

20 show ip dhcp snooping bindingコマンド DHCPスヌーピングバインディングデータベース設定確認

#show ip dhcp snooping binding

21 ARPスプーフィング なりすまし攻撃の一種
・AKA:ARPポイズニング
・ARP要求はブロードキャストアドレスを使用
22 ダイナミックARPインスペクション ARPスプーフィングを防ぐ技術
23 ip arp insepctionコマンド ダイナミックARPインスペクション有効化

(config)#ip arp inspection vlan VLAN番号リスト

24 ip arp inspection trustコマンド trustポート指定

(config-if)#ip arp inspection trust

25 show ip arp inspectionコマンド ダイナミックARPインスペクション設定確認

#show ip arp inspection vlan VLAN番号

26 VACL(VLAN ACL) ・スイッチ内のVLANにACLを適用する。
・ACLはそもそもインターフェイスに適用
27 ダブルタギング攻撃 ・トランクリンクのネイティブVLANと同VLANにる攻撃者によって使われる。
28 vlan dot1q tag nativeコマンド ネイティブVLANにタグを付ける

(config)#vlan dot1q tag native

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