今回は駆け出しネットワークエンジニアの人たちに向けて、キャリアや勉強に関する考え方を5つ紹介します。
1. 学ぶ事を止めるな。
当たり前かもしれませんが、ネットワークエンジニアとして勉強の終わりはありません。駆け出しエンジニアの多くは未経験からのスタートですよね。
大学卒業し、営業として就職。そこからIT分野に興味を持ち、何とか現場に出ている状態ですよね。何も知らないことが今はほとんどです。毎日が勉強です。いつかは慣れてくるとは思いますが、この毎日が勉強の精神は決して忘れてはいけません!
現場のトレンドに常にアンテナを張ってください。例えば、SQLの話が現場で出てきたら、すぐにSQLの勉強を始めましょう。新しい知識を学び、新しい経験を積むことで、その他大勢の駆け出しエンジニアとの競争に勝つことが出来るのです。
2. すぐに取り入れ、すぐに慣れよう。
駆け出しネットワークエンジニアとしてキャリヤを成功させるためには、流行に敏感になる必要があります。先ほどの例出したSQL、今流行りのPython、ネットワークエンジニアだけどLinuxなどなど、常に他とは違う経験と知識を身に付けましょう。
新しい事を見つけるだけは多くの人がやっています。それだけでは他社と差別化することは出来ません。近年増えてきた駆け出しネットワークエンジニアの中で生き残るためには、そういったトレンドのスキルにすぐに順応できる能力が必要です。
頑固にならずに、次から次へと新しい考え方やスキルに自分自身を合わせていきましょう。
3. ネットワーク以外の分野に特化しろ
未経験ネットワークエンジニアとして、最初はネットワーク分野だけを集中して勉強するのは当然ですよね。一つの分野に慣れる事はとても楽ですよね。一度慣れてしまえば後は、何となく行動できてしまいます。
しかし、未経験としてキャリアをスタートさせた今がチャンスです!どこの現場もネットワーク、プラスアルファの能力を持つ人材が欲しいのです。
得意、不得意関係なく、未経験の分野にいち早く飛び込める人はその分野を習得するのが早いです。新人のネットワークエンジニアの今後のキャリアを考えるとこの行動力はとても大切です。
4. コードを書けるように!
コードを書けるネットワークエンジニアが今後熱いと聞いた事ありますか?今や多くの業界では、ネットワークエンジニアもコードが書けるようにと圧をかけています。
コーディング未経験からしたらとても恐ろしいトレンドかもしれません。しかし、恐れる事はありません。実際、もし現場で PowerShell, Python, や SQLなどを使っているのであれば、あなたはすでにコーデイングの経験者です。新しいコーディング始めたとしても、上記の様な経験があればあとは他方の調整をすればついていけるはずです。
コーディング未経験であれば、恐れずに今が学ぶときです。私のおすすめはPythonです。ぜひPythonを使ったネットワークの自動化などを経験してみて下さい。
まずはPython x Excelから仕事の面倒くさいタスクを自動化しましょう。
5. 価値ある人材になれ。
日本の多くのインフルエンサーがIT業界を勧めています。そんな私も未経験からネットワークエンジニアとして転職を成功させた一人です。
そんな中で価値のある人材になる為には、価値の高いビジネススキルを身に着ける事です。当たり前ですね。
ネットワークスキル、新しいトレンドへのアンテナ、ニュースキル、コーディング、上記で紹介した事を全て行えば、あなたはもう価値ある人材です。
駆け出しネットワークエンジニアの一人で終わるのではなく、ITエンジニアと名乗れるようにこれから一緒に切磋琢磨していきましょう。
まとめ
ここまで紹介した作戦はいかがだったでしょうか?求人に出てる前提条件の全てが必須の物ではありません。そして、その他大勢との競争に勝ちたければ学ぶ事を止めて下さい。もっとネットワーク、CCNAを学びたい人はこちらの参考書がお勧めです。