ネットワークエンジニアがまず目指す資格がCCNAですね。
今回はCCNAで出てくるルーターに関する基礎的な専門用語を一覧にしてまとめました。未経験からでも転職できるので一緒に資格取得をがんばりましょう。
目次
ルーターの基礎用語一覧
用語 | 解説 | |
1 | ルーターって何だっけ? | L3(ネットワーク層)において異なるネットワークを繋ぐ役割。 |
2 | ルーティング | 受信したパケットを最適なルートを選んで宛先に転送する事 |
3 | ルーターとスイッチの違いのおさらい | ルーター=L3の機器(IPアドレスを使ってパケットを転送) スイッチ=L2の機器(MACアドレスを使ってフレームを転送) |
4 | ルーティングテーブル | ルーターがパケットの転送先を選択するために参照するテーブル |
5 | ネクストホップ | 隣接している次のルーターの事 |
6 | IPアドレス設定 | 設定対象のインターフェイスのインターフェイスコンフィギュレーションモードに移行→IPアドレス設定→インターフェイス有効化 |
7 | DCE | 家庭内に設置されるモデムなど。 |
8 | DTE | ルーターやパソコンなど。 |
9 | #show controllers serial 番号 | 特権EXECモードでDCEかDTEの確認をする。(番号にはインターフェイスの番号を指定する) |
10 | clock rate コマンド | クロックレート設定する。(config-if)#clock rate クロックレート値 |
11 | duplexコマンド | 通信モードのオートネゴシエーション機能の有効・無効設定。 (config-if)#duplex auto/full/half |
12 | speedコマンド | 通信速度のオートネゴシエーション機能の有効・無効設定。 (config-if)#speed 10/100/1000/auto |
13 | show interfacesコマンド | インターフェイスの確認(特権EXECモードで)。 #show interfaces インターフェイス |
14 | FastEthernet0/1 is | 物理層において、up(正常)down(機能していない)administratively down(有効化していない) |
15 | line protocol is | データリンク層において、up(正常)down(機能していない) |
16 | Hardware | ハードウェアのタイプ |
17 | address | インターフェイスのMACアドレス |
18 | Internet address | インターフェイスのIPアドレス、サブネットマスク |
19 | MTU(maximum transmission unit) | 1回の通信で送信できるデータの最大量 |
20 | BW (bandwidth) | 帯域幅(1秒間に送信できるデータ量) |
21 | DLY(delay) | 遅延時間 |
22 | reliablity | 信頼性 |
23 | load | 負荷(rx=受信、tx=送信) |
24 | Encapusulation | データリンク層でのカプセル化 |
25 | Keepalive | 送信間隔(回線が機能しているかをチェック) |
26 | Full-duplex, | 全二重通信 |
27 | Half-duplex | 半二重通信 |
28 | Auto | オートネゴシエーション |
29 | #show ip interface インターフェイス | インターフェイスIPの情報を確認できる、(インターフェイスの前にbreifを入れる簡易的な情報が表示できる) |
30 | Interface | インターフェイス名 |
31 | IP-Address | IPアドレス、unassigned(IPアドレスが設定されていない) |
32 | Method | 設定方法に関して。unset(設定されいない)manual(手動で設定されてる)NVRAM(設定されメモリに保存)DHCP(自動で設定されてる) |
33 | Status | 物理層(L1)の状態。up(正常)down(機能していない)administratively down(有効化していない) |
34 | Protocol | データリンク層(L2)の状態。up(正常)down(機能していない) |
35 | administratively down(Status=物理層) down(Protocol=データリンク層) | no shutdownコマンドを実行していない場合 |
36 | down(Status=物理層) down(Protocol=データリンク層) | ケーブルに問題、接続側のインターフェイスがシャットダウンしている |
37 | up(Status=物理層) down(Protocol=データリンク層) | クロックレートが設定していない、カプセル化のタイプが違う、keepaliveを受信していない、ケーブルが接続されていない |
38 | up(Status=物理層) up(Protocol=データリンク層) | インターフェイスが有効 |
39 | pingコマンド | 障害の箇所、原因を確認するコマンド |
40 | tracerouteコマンド | 障害の箇所、原因を確認するコマンド |
41 | ping(packet internet groper) | 宛先ノードとの接続性の確認をするコマンド |
42 | ICMP(internt control message protocol) | OSIモデルのネットワーク層(L3)のプロトコル。pingコマンドはこのパケットを使う(5回送信)。 |
43 | 標準pingコマンド | #ping IPアドレス/ホスト名 |
44 | pingコマンド実行結果 | !(応答受信).(応答が受信できない)U(宛先に届かなかった)Q(ソースクエンチ)M(フラグメント不可)?(パケットタイプ不明)&(TTLを超過) |
45 | 拡張pingコマンド | #ping (IPアドレスを指定しない) |
46 | tracerouteコマンド | Cisoco IOSやLinuxでUDPを使う |
47 | tracertコマンド | WindowsでICMPパケット使う |
48 | TTL | TTLが0になるとパケットを廃棄。ルーターを通過するたびに1個ずつ減る。 |
49 | #traceroute IPアドレス/ホスト名 | tracerouteコマンドで通信経路を確認 |