今回もCCNAを未経験から取るための、ネットワークエンジニアの為の専門用語を一覧にしてみました。
IPv4に関する用語を主に一覧にして、前回からの用語も復習できるように少し混ぜています。英単語と一緒で専門用語を覚えたければその言葉を目にする頻度を上げるしかないと思っています。持論です。たくさん復習してCCNA取得を一緒に目指しましょう!
目次
IPv4アドレッシングに関わる用語一覧
用語 | 解説 | |
1 | アドレッシング | 通信相手を識別するためのアドレスを指定する |
2 | ルーティング | 宛先までのルートを選択する(ルーティングテーブルを使用してパケットを転送する事) |
3 | IP (internet protocol) | アドレッシングとルーティングをネットワーク層(L3)で行う |
4 | IPパケット | IPで扱うデータ |
5 | IPヘッダー | IPパケットに含まれるデータ(20~60バイト) |
6 | IPアドレス | IPヘッダに格納されている住所のデータ。論理アドレス |
7 | ルーター | 郵便局(IPアドレスを見て異なるネットワークにIPパケットを転送する)。パケットを転送する際にMACアドレスを書き換える |
8 | IPアドレッシング | ネットワーク機器にIPアドレスを割り振る事 |
9 | IPヘッダーのフィールド | バージョン(4ビット)ヘッダ長(4ビット)サービスタイプ(1バイト)パケット長(2バイト)識別子(2バイト)フラグ(3ビット)フラグメントオフセット(13ビット)生存時間(1バイト)プロトコル(1バイト)チェックサム(2バイト)送信元IPアドレス(4バイト)宛先IPアドレス(4バイト)オプション(可変長) |
10 | ルーティングテーブル | 宛先への最適なルートが記録されているテーブル |
11 | IPv4 | 32ビット(4バイト) |
12 | グローバルIPアドレス | インターネット上で利用する(重複は許されない) |
13 | プライベートIPアドレス | 社内や家庭内で使われる(LAN内で重複しなければ自由に作れる) |
14 | ネットワーク部 | IPアドレスにあるネットワークを識別する |
15 | ホスト部 | IPアドレスにあるホスト(PC,ルーター、)を識別する |
16 | サブネットマスク | ネットワーク部を表すことが出来る。32ビットで表す。 |
17 | ネットワークアドレス | IPアドレスとサブネットマスクをAND演算した結果に得たアドレス |
18 | プレフィックス長 | サブネットマスク(IPアドレスのネットワーク部の長さ) |
19 | ブロードキャストアドレス | 全て1のアドレス |
20 | IPv4アドレスのクラス | クラスA, B, C, D, E |
21 | クラスA | ~127.255.255.255(/8)割り当て可能なネットワーク数126 |
22 | クラスB | 128.0.0.0~191.255.255.255(/16)割り当て可能なネットワーク数16384 |
23 | クラスC | 192.0.0.0~223.255.255.255(/24) |
24 | クラスフル | サブネットマスクを利用したクラスによるアドレスの割り当て |
25 | クラスレス | ネットワーク部とホスト部を任意の場所で区切ったサブネストマスクを利用したアドレスの割り当て |
26 | サブネット化(サブネッティング) | 1つのネットワーク小さな複数のネットワークに分割する事。セキュリティー、ブロードキャスト制御、IPアドレスの節約などの効果がある。 |
27 | スーパーネット化 | サブネット化の反対 |
28 | ナチュラルマスク | クラスに割り当てられたデフォルトのサブネットマスク |
29 | サブネット数 = | 2のサブネット数のビット数乗 |
30 | ホスト数 = | 2のホスト部のビット数乗ー2 |
31 | FLSM (fixed length subnet mask) | 固定長サブネットマスク(分割されたネットワークで全て同じプレフィックス長を使う事) |
32 | VLSM (variable length subnet mask) | 可変長サブネットマスク(効率よく異なるプレフィックス長サブネットに割り当てる) |
33 | ICMP (Internet control message protocol) | 通信状況の確認、通信エラーの時のメッセージの送信を規定するプロトコル。 |
34 | pingコマンド | ルーターへの通信が可能かどうか確認する。ICMPのエコー要求、エコー応答を利用する。エコー要求から2秒以内にエイコー応答があれば通信可能。 |
35 | ARP (address resolution protocol) | アドレス解決プロトコル。IPアドレスからMACアドレスを取得する。ARP要求(ブロードキャストで送信)とARP応答を利用する。 |
36 | ARPテーブル | ARPで取得したIPアドレスとMACアドレスの情報が登録されます。(ここに情報がないとARPのやり取りをする) |
37 | デフォルトゲートウェイ | ネットワークの出入り口。(異なるネットワークと通信する時はまずデフォルトゲートウェイのMACアドレスを取得する。) |