レイヤー3のルーティングについて今回は深掘りしてみました。
ルーティングに関する用語を一覧にして解説を載せましたので、CCNAを取るための勉強資料として使ってください。
目次
ルーティングを深掘り
用語 | 解説 | |
1 | ルーティング | ルーティングテーブルを参照して、パケットを転送する事 |
2 | #show ip route | ルーティングテーブルを確認 |
3 | C | connected(直接接続されているネットワーク)。インターフェイスにIPアドレスが設定されている。インターフェイスが機能している。 |
4 | L | ローカルルート=ホストルート |
5 | パケットの宛先 | ルーティングテーブルのネットワーク部のビット宛先IPアドレスと完全一致している |
6 | ARP(L3) | IPアドレスからMACアドレスを取得 |
7 | イーサネットヘッダ | ルーティングのたびに新しいものに変わる |
8 | 宛先MACアドレス | ルータを経由するたびに変わる |
9 | 送信元MACアドレス | ルータを経由するたびに変わる |
10 | パケット破棄 | ルーティングテーブルに宛先情報が無い時。(ICMPにより宛先にエラーが送信) |
11 | ロンゲストマッチ | ネットワークアドレスのビットに最も長く一致しているルートに転送。(ルーティングテーブルにおいて転送先を決める判断基準) |
12 | デフォルトルート | 宛先が不明なときにパケットを送信する。(ラストリゾートゲートウェイとも呼ばれる) |
13 | スタティックルーティング | 手動でルート情報を設定(ルーティングテーブル作成)。ルーターのCPUにかかる負担は少ない、けど手動だから管理が手間 |
14 | ダイナミックルーティング | 自動でルート情報を設定(ルーティングテーブル作成) |
15 | スタティックルーティング設定 | (config)#ip route 宛先ネットワーク サブネットマスク ネクストホップ/出力インターフェイス (ip routeコマンド) |
16 | noコマンド | iprouteコマンドの頭に付けると削除できる |
17 | デフォルトルート設定 | (config)#ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 ネクストホップ/出力インターフェイス |
18 | ダイナミックルーティング | 自動でルート情報を交換。障害時も自動で切り替わる(スタティックよりも良い)。自動なのでCPUに対する負荷が増える |
19 | RIP(routing information protocol) | ホップ数 |
20 | OSPF(open shortest path first) | 帯域幅から計算するコスト(リンクステート型) |
21 | EIGRP(enhanced interior gateway routing protocol) | 帯域幅、遅延、信頼性、負荷、MTU |
22 | BGP(border gateway protocol) | EGPの一種(ルーティングプロトコル) |
23 | IS-IS (intermediate system to intermediate system) | リンクステート型 |
24 | メトリック | 宛先のネットワーク迄の距離。一番小さいメトリックが優先でテーブルに登録。 |
25 | アドバタイズ | ルーターの情報を隣のルーターに伝える事 |
26 | ルーティングアップデート | ダイナミックにおいて交換されているルート情報の事 |
27 | IGP (interior gateway protocol) | AS(autonomous system)で経路情報を交換するルーティングプロトコル。(RIP, OSPF, EIGRP) |
28 | EGP (exterior gateway protocol) | |
29 | インターネットサービスプロバイダ | ISP(internet service provider)ASの一種 |
30 | ルーティングアルゴリズム | 最適なルートを計算する時の考え方 |
31 | ディスタンスベクター型 | ルーティングの情報交換する方法(距離と方向) |
32 | 拡張ディスタンスベクター型 | ハイブリッド型(リンクステート型の要素もある)。DUALアルゴリズムを使う |
33 | サクセサー | 一番メトリックが小さいルート |
34 | フィージブルサクセサー | サクセサーが使えない時の予備のルート |
35 | リンクステート型 | ルーターがインターフェイスの情報交換する。SPFアルゴリズムを突かて計算する。全体構成を把握してからルートを検索する |
36 | コンバージェンス | ルート情報が行き渡った状態 |
37 | アドミニストレーティブディスタンス値 | ルーティングテーブルに情報を登録する時の判断基準 |