【ルーティングを深掘り】CCNAを未経験から取るための用語一覧

Lan Hotel Computer Router  - MediaDS / Pixabay

レイヤー3のルーティングについて今回は深掘りしてみました。

ルーティングに関する用語を一覧にして解説を載せましたので、CCNAを取るための勉強資料として使ってください。

目次

ルーティングを深掘り

用語 解説
1 ルーティング ルーティングテーブルを参照して、パケットを転送する事
2 #show ip route ルーティングテーブルを確認
3 C connected(直接接続されているネットワーク)。インターフェイスにIPアドレスが設定されている。インターフェイスが機能している。
4 L ローカルルート=ホストルート
5 パケットの宛先 ルーティングテーブルのネットワーク部のビット宛先IPアドレスと完全一致している
6 ARP(L3) IPアドレスからMACアドレスを取得
7 イーサネットヘッダ ルーティングのたびに新しいものに変わる
8 宛先MACアドレス ルータを経由するたびに変わる
9 送信元MACアドレス ルータを経由するたびに変わる
10 パケット破棄 ルーティングテーブルに宛先情報が無い時。(ICMPにより宛先にエラーが送信)
11 ロンゲストマッチ ネットワークアドレスのビットに最も長く一致しているルートに転送。(ルーティングテーブルにおいて転送先を決める判断基準)
12 デフォルトルート 宛先が不明なときにパケットを送信する。(ラストリゾートゲートウェイとも呼ばれる)
13 スタティックルーティング 手動でルート情報を設定(ルーティングテーブル作成)。ルーターのCPUにかかる負担は少ない、けど手動だから管理が手間
14 ダイナミックルーティング 自動でルート情報を設定(ルーティングテーブル作成)
15 スタティックルーティング設定 (config)#ip route 宛先ネットワーク サブネットマスク ネクストホップ/出力インターフェイス (ip routeコマンド)
16 noコマンド iprouteコマンドの頭に付けると削除できる
17 デフォルトルート設定 (config)#ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 ネクストホップ/出力インターフェイス
18 ダイナミックルーティング 自動でルート情報を交換。障害時も自動で切り替わる(スタティックよりも良い)。自動なのでCPUに対する負荷が増える
19 RIP(routing information protocol) ホップ数
20 OSPF(open shortest path first) 帯域幅から計算するコスト(リンクステート型)
21 EIGRP(enhanced interior gateway routing protocol) 帯域幅、遅延、信頼性、負荷、MTU
22 BGP(border gateway protocol) EGPの一種(ルーティングプロトコル)
23 IS-IS (intermediate system to intermediate system) リンクステート型
24 メトリック 宛先のネットワーク迄の距離。一番小さいメトリックが優先でテーブルに登録。
25 アドバタイズ ルーターの情報を隣のルーターに伝える事
26 ルーティングアップデート ダイナミックにおいて交換されているルート情報の事
27 IGP (interior gateway protocol) AS(autonomous system)で経路情報を交換するルーティングプロトコル。(RIP, OSPF, EIGRP)
28 EGP (exterior gateway protocol)
29 インターネットサービスプロバイダ ISP(internet service provider)ASの一種
30 ルーティングアルゴリズム 最適なルートを計算する時の考え方
31 ディスタンスベクター型 ルーティングの情報交換する方法(距離と方向)
32 拡張ディスタンスベクター型 ハイブリッド型(リンクステート型の要素もある)。DUALアルゴリズムを使う
33 サクセサー 一番メトリックが小さいルート
34 フィージブルサクセサー サクセサーが使えない時の予備のルート
35 リンクステート型 ルーターがインターフェイスの情報交換する。SPFアルゴリズムを突かて計算する。全体構成を把握してからルートを検索する
36 コンバージェンス ルート情報が行き渡った状態
37 アドミニストレーティブディスタンス値 ルーティングテーブルに情報を登録する時の判断基準
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