【QoS用語一覧】quality of service解説:CCNA未経験

QoSってなんの略ですか?CCNAに出てくる略語であるQoSについての用語を今回一覧にしました。

まったくの未経験でCCNAを合格した私がいるので、誰でも合格できると思います!

目次

QoS用語一覧

用語 解説
1 QoS(quality of service) サービスの品質を保つ技術

・パケットに優先度をつけて転送する

2 QoSアーキテクチャ ・ベストエフォート
・IntServ(Integrated Services)
・DiffServ(differentiated Services)
3 ベストエフォート ・QoSのデフォルト
・早い者勝ち
・品質保証しない
4 IntServ ・フローの帯域を前もって準備する
・RSVP(resource reservation protocol)を使って確保する
・規模が大きいと負担が大きくなる→ほとんど使われていない
5 DiffServe ・パケットの優先度に従って転送を行う
6 分類 ・クラスを分ける
・優先度を分ける
7 マーキング ・パケットの優先度を決定
8 CoS(class of service) ・イーサネットフレームの優先度を示す
・IEEE 802.1Qの4バイトの中にある
・PRIのフィールドでCoSの優先度を示す(0~7の値)
・数字が大きいほど優先度高い
・5=音声
・4=ビデオ通話
・0~2=普通のデータ
9 DSCP(differentiated services code point) ・IPパケットの優先度を示す
・IP Precedence(IPパケットの優先度を表す)
・サービスタイプフィールド(ToS)前半6ビット(最初の3ビット=優先度、残りの3ビット=破棄のされやすさ)を使って優先度を示す。
10 信頼境界 ・機器ごとの負荷を減らすために優先度の値を信頼するかしないかを決める境界の事
11 ポリシング CIR(committed information rate)を上回ったトラフィックの破棄・優先度の変更を行う。
12 シェーピング CIRの超過したさいに破棄せずにバッファに保存する。
13 キューイング 送信するパケットをキューに並べる。
・ハードウェアキューとソフトウェアキューがある。
・キューイングではソフトウェアキューにパケットを並べる
14 スケジューリング ソフトウェアキューからハードウェアキューにパケットを並べる手順を担う。
15 FIFO(first in first out) デフォルトのキューイング
・到着順
16 PQ(priority queuing) ・優先度(high, medium, normal, low)を用いてパケットを振り分ける。
17 WFQ(weighted fair queuing) フローごとにキューを自動的に作成→送信するパケットの比率を変える
18 CB-WFQ(class-based WFQ) クラスごとにキューを割り当てる
・最低帯域幅でパケット比率を変える
19 LLQ(low latency queuing) プライオリティキューとクラスごとのキューを使う。
20 輻輳 大量のデータ処理で動かなくなってしまう。
21 テールドロップ パケットがいっぱいになってから届いたパケットを破棄する事
22 RED(randome early detection) キューがいっぱいになる前にランダムにパケットを破棄する
・優先度が高いパケットもランダムに破棄される可能性がある
23 WRED(weighted random early detection) パケットの優先順位を考慮してキューが一杯になる前に破棄をしていく
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