未経験からでもCCNAを合格している人は私の周りでも少なくありません。決して不可能ではありませんが、簡単なことでもありません。
特にVLANのコマンドに関してはややこしくて、こんがらがってしまうこともあると思います。今回はそんな同志の為にVLANの設定や確認使うコマンドを一覧にました。
一緒にネットワークエンジニアとして活躍できる人材になりましょう。
目次
VLANの設定と確認コマンド一覧
用語 | 解説 | |
1 | interface vlanコマンド | IPアドレス設定 (config)#interface vlan 1 (config-if)# |
2 | VLAN1 | 管理用VLANのデフォルト設定 |
3 | vlan databaseコマンド | VLANデータベースコンフィギュレーション #vlan database |
4 | vlanコマンド | VLAN作成(VLANデータベースコンフィギュレーション) (vlan)#vlan VLAN番号 name VLAN名 VLAN作成(グローバルコンフィギュレーション) (config)#vlan VLAN番号 (config-vlan)#name VLAN名 (config-vlan)#exit |
5 | applyコマンド | 有効化 (vlan)#apply |
6 | no vlanコマンド | LVAN削除 #vlan database (vlan)#no vlan VLAN番号 |
7 | interfaceコマンド | インターフェイスコンフィギュレーションモード (config)#interface インターフェイス |
8 | switchport modeコマンド | モードアクセス設定 (config-if)#switchport access vlan VLAN番号 モードトランク設定 (config-if)#switchport mode trunk |
9 | switchport trunk encapsulationコマンド | トランキングプロトコル設定 (config-if)#switchport trunk encapsulation dot1q/isl |
10 | switchport trunk native vlanコマンド | VLAN1から変更 (config-if)#switchport trunk native vlan VLAN番号 |
11 | swithcport trunk allowed vlanコマンド | 許可するVLAN変更 (config-if)#switchport trunk allowed vlan VLAN番号 |
12 | switchport voice vlanコマンド | 音声VLAN設定 (config-if)#switchport voice vlan VLAN番号 |
13 | スイッチ初期化 | ・NVRAMのstart-upconfig消去 ・フラッシュめりのvlan.dat消去 ・リブート |
14 | deleteコマンド | vlan.dat消去 #delete ファイル名 |
15 | show vlanコマンド | VLAN確認 #show vlan brief・VLAN:VLAN番号を示す ・Name:VLAN番号に対応する名前を示す ・Status:VLANの状態を示す。active=利用可能 ・Ports:アクセスポートの番号を示す。トランクポート=非表示 |
16 | show vland idコマンド | 特定のVLAN情報確認 #show vlan id VLAN番号 |
17 | show interfaces trunkコマンド | トランクポート確認 #show interfaces インターフェイス trunk・Mode:on=トランクポート、no=アクセスポート ・Encapsulation:ポートに設定されているカプセル化のタイプ ・Status:trunking=正常、non-trunkingエラー ・Native vlan:トランクポートのNative vlan ・Vlans allowed on trunk:転送が許可されたVLAN番号 ・Vlans allowed and active in management domain:転送許可+アクティブなVLAN ・Vlans in spanning tree fowarding state and not pruned:STPでフォワーディングになってるVLAN |
18 | show interfaces switchportコマンド | スイッチポート確認 #show interfaces インターフェイス switchport・Administrative Mode:設定したモード表示 ・Operational Mode:動作しているモード表示 ・Administrative Trunking Encapsulation:設定したトランキングプロトコル表示 ・Operational Trunking Encapsulation:動作しているトランキングプロトコル表示 ・Access Mode VLAN:アクセスポート→所属するVLAN表示 ・Trunking Native Mode VLAN:Native VLAN番号表示 ・Voice VLAN:音声VLAN番号表示 |
19 | show interfaces statusコマンド | インターフェイス状態確認 #show interfaces status・Port:物理ポート番号 ・Name:descriptionコマンドで定義した内容 ・Status:connected=正常、notconnected=繋がってない、disabled=シャットダウン状態、err-disabled=エラーしてシャットダウン状態 ・VLAN:VLAN番号 ・Duplex:a-full=オート全二重通信、full=固定全二重通信、a-half=オート半二重通信、half=固定半二重通信、auto=オートネゴシエーション ・Speed:ポート速度 ・Type:ポートの規格 |
20 | show mac address-tableコマンド | MACアドレステーブル確認 #show mac address-table・Vlan:VLAN番号 ・Mac Address:登録済みMACアドレス ・Type:DYNAMIC(スイッチが自動で登録)、STATIC(手動で登録) ・Ports:インターフェイスのポート番号。CPU |
21 | エージングタイム | 自動で登録されたMACアドレスが削除されるまでの時間=デフォルトは300秒 |
22 | show vtp statusコマンド | VTP設定確認 #show vtp status |