ネットワーク構築の設計フェーズは現場によって様々だとは思いますが、主に「要件定義→基本設計→詳細設計→構築」の順番で行われることが多いでしょう。
目次
ネットワーク要件定義とは
ネットワークエンジニアとして要件定義とはどのような事をするのでしょうか?
- 要件定義:クライアントが求めている内容を満たせるようなシステムを動かすための仕様を定義した物。
エンジニアの多くの人が憧れるシステム開発の上流工程のプロセスですね!
クライアントの希望をより具体化し、システムの機能や性能を明文化しましょう。
ネットワーク基本設計とは
上記の要件定義を作成された要件定義書を基にネットワークの基本設計を行います。
- 基本設計:ネットワークシステムにおける全体構成の設計。
要件定義のアウトプットである要件定義書の内容に合わせて、実際のシステムに必要な機器などの具体的な内容を明文化していきます。
ネットワーク詳細設計とは
基本設計で作成した「基本設計書」基にさらに詳細な設計を作ります。
- 詳細設計:実際に構築可能なレベルまでの具体的なシステム設計。
要件定義、基本設定は今までクライアント目線で、依頼者が分かりやすいように作ってきました。詳細設計の段階では開発者側の視点で、作り手が実際に手を動かして作業しやすいように設計を作っていきます。
ネットワーク構築とは
詳細設計を基にエンジニアの方たちは実際の機器をつなげていきます。
- 構築:機器をつなげてネットワーク繋げていくこと。
パソコン、デスクトップ、スマフォ、プリンター、サーバーなどの様々なネットワークデバイスを繋げて通信できるようにします。
この構築が上手くいくおかげでインターネット通信やプリンターでのプリントが出来たりするんですね。