CCNAを目指す全てのネットワークエンジニア初心者の為にVLANに関する用語一覧を作成しました。
細かい内容に関してはそれぞれの用語を改めて検索をして深堀して見て下さい。
目次
VLAN用語一覧
用語 | 解説 | |
1 | VLAN(virtual LAN) | スイッチの内部でネットワークを仮想的に分ける |
2 | スイッチ | ・コリジョンドメインを分割 ・ブロードキャストドメイン分割できない ・VLANを使うとブロードキャストドメインを分割できる |
3 | VLANのメリット | ・物理的な制限を受けない ・ブロードキャストドメインを分割できる(普通のスイッチは出来ない) ・セキュリティー対策になる |
4 | アクセスポート | 1つのVLANに属しているポート。 PC・サーバーが接続される(接続されたリンク=アクセスリンク) |
5 | スタティックVLAN | ポートベースVLAN=手動で行う |
6 | ダイナミックVLAN | 自動で行う |
7 | トランクポート | 複数のVLANに属しているポート(トランクリンク) |
8 | ISL(inter-switch link) | ISLフレームのヘッダーにISLヘッダーを付与、FCSの後にISL FCSを付与。(通常は1518バイトだが、ISLが付くと1548バイトになる) |
9 | EEE 802.1Q | タギングプロトコル。4バイトのタグが挿入される(通常1518バイトだが、1522バイトになる) ・Native VLAN |
10 | Native VLAN | スイッチ同士合わせておく必要がある |
11 | ベビージャイアントフレーム | 通常のフレームサイズ(1518バイト)より少し大きいフレーム |
12 | DTP(dynamic trunking protocol) | ポートのネゴシエーションを行うプロトコル。 |
13 | ポートの動作 | ・trunk:トランクポート、DTPのフレームを送信→ネゴシエーション ・access:アクセスポート、DTP送らない ・dynamic desirable:DTPフレーム送信→ネゴシエーション。トランクポートにもなる。 ・dynamic auto:DTPフレーム送信しない。トランクポートにもなる。 |
14 | IPテレフォニー | 音声データ→デジタルデータ→IPパケットに入れる |
15 | 音声VLAN | データ用のVLANと音声用のVLANで通信を分ける |
16 | CoS (class of service) | フレームの優先度を表す |
17 | QoS (quality of service) | パケットに優先順位を付けて、通信の品質・速度を保証 |
18 | VTP | VLANの管理を簡単にする |
19 | vlan.dat | フラッシュメモリに保存されるファイル |
20 | 同期 | スイッチのデータベース内容を一緒にする |
21 | 動作モード | ・サーバーモード ・クライアントモード ・トランスペアレントモード |
22 | サーバーモード | ・VLAN作成、変更、削除:〇 ・VLAN情報同期:〇 ・アドバタイズメント:〇 |
23 | クライアントモード | ・VLAN作成、変更、削除:× ・VLAN情報同期:〇 ・アドバタイズメント:× |
24 | トランスペアレントモード | ・VLAN作成、変更、削除:〇 ・VLAN情報同期:× ・アドバタイズメント:× |
25 | アドバタイズ | 情報の転送 |
26 | VTPアドバタイズメント | 転送するVLAN情報 |
27 | VLAN間ルーティング | 異なるVLANとの通信(L3スイッチやルーターが必要) |
28 | Router on a stick | ルーターオンアスティック(ルーターとスイッチの直線状関係)。サブインターフェイスの作成必要 |
29 | サブインターフェイス | 仮想的にインターフェイスを分ける |
30 | マルチレイヤースイッチ | 複数の層で転送可能 |
31 | レイヤー3スイッチ | IPアドレスを基に転送行う(スイッチとルーターの機能を持つ) |
32 | SVI(switch virtual interface) | IPアドレスを設定できるL3のインターフェイス。 ・スイッチ内部にある仮想インターフェイス |
33 | ルーテッドポート | IPアドレスを設定できるL3のインターフェイス。 |
34 | スイッチポート | VLANを割り当てるポート(L2の役割) ・内部のスイッチと接続す物理インターフェイス |