【トランスポート層用語一覧】CCNAを目指す未経験ネットワークエンジニア

Tap Money Passive Income Dollar  - mohamed_hassan / Pixabay

未経験からネットワークエンジニアを目指す一人として、CCNA取得までの軌跡を報告します。

今回はトランスポート層に関わる用語を一覧にしてまとめました。

目次

トランスポート層用語一覧

用語 解説
1 TCP(transmission control protocol) 接続の確立、送信データの順序、フロー制御を規定するプロトコル。(HTTP、SMTP、POP3)信頼性を確保する。
2 UDP(user datagram protocol) 通信速度を重視。エラー検出やデータの再送はしない。
3 TCP コネクション型のプロトコル。信頼性がある(TCPヘッダー内に情報を格納しているから)。3ウェイハンドシェイク
4 TCPヘッダー アプリケーション層から渡されたデータにTCPヘッダーを付加し、TCPセグメントとしてネットワーク層に渡す。(送信元ポート番号、宛先ポート番号、シーケンス番号、ACK番号などがフィールドに含まれる。)
5 シーケンス番号 4バイト、送信するデータの順序を管理
6 ACK番号 4バイト、受信の管理をする
7 SYNフラグ(synchronize) TCP接続の開始を要求するフラグ
8 ACKフラグ(acknowledgement) 要求の承認するフラグ
9 MSS (maximum segment size) TCPセグメントで1度に送信できるデータの上限
10 RTO(retransmission time out) 再送タイムアウト(ACKフラグが返ってこない時の待機時間)
11 RTT (round trip time) RTTを使ってRTOの時間を決める
12 ウィンドウ ACKフラグの確認応答をまたなくていいようにするバッファ領域。
13 ウィンドウ制御 バッファ領域のウィンドウサイズに達するまでACKの応答を待たずに送れる。
14 フロー制御 ウィンドウ制御があっても複数のホストからアクセスがあると受信側が対応できなくなるので、わざと小さめのウィンドウサイズを送信して、データの受信を制御する。
15 UDP コネクションレス型のプロトコル。信頼性なし。TCPと違って1対1ではなく、ブロードキャストやマルチキャストが可能。
16 UDPヘッダー アプリケーション層からのデータにUDPヘッダーを付加、UDPデータグラムとしてネットワーク層に渡す。(TCPヘッダ(20バイト)よりサイズが小さい(8バイト))
17 UDPペイロード UDPヘッダーを取り除いた残りのデータ部分
18 ベストエフォート 信頼性よりも、速度重視。
19 ギャランティ型 通信速度よりも、信頼性重視。
20 ポート番号
21 TCPで使われるプロトコル FTP、SSH、TELNET、SMTP、DNS, HTTP, POP3, IMAP, HTTPS
22 UPDで使われるプロトコル DNS, DHCP, TFTP, NTP
23 ウェルノウンポート 一般的に良く知られたポート
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次