補習塾を起業を考えている私がまず考えたのが、開業資金です。
開業資金の後は、次に知っておくべきなのは、毎月どのぐらいの出費があるのかです。
ランニングコストが分かれば、生徒人数と単価の目標がつかみやすくなります。
今回は補習塾の起業を考えている皆さんへ、どのぐらいのランニングコストがかかり、なおかつその後の経費についてしています。
これを読むことで、今後の起業に向けてやるがさらに湧く事でしょう!
ランニングコスト
私は自宅兼教室として、補習塾を起業するつもりです。
その前提を基に毎月のコストを算出してみました。
かっこの中には金額の根拠を記してあります。
家賃 70,000円(アパートの一室として仮定しました)
光熱費 10,000円(一人暮らしの平均です)
通信費 10,000円(WIFI、インターネット、電話代)
雑費 20,000円(コピー、ファックス、多めに計上)
合計 110,000円
つまり、毎月110,000円の出費は最低限覚悟しなけれいけません。
生きていくだけだったら、1人21,000円の授業料で、5人生徒がいればなんとかなる計算です。貯金も欲しかったら、まずは10人を目標にがんばってみましょう。
10人×21,000円で毎月210,000円の収入があれば、普通のサラリーマンと大差ない生活が出来るはずです。貯金も毎月5万は出来るでしょう。
必要経費の考え方
さて、収入が出てきてから次に考えなきゃいけない、税金対策です。
余計なお金は払いたくないですよね。
お金を貯めたければ出費を抑えるのが手っ取り早いのです。
補習塾経営で手に入れた利益は、事業所得として確定申告をする必要があります。
そして、最終的な事業収入は事業所得ー必要経費で出すことが出来ます。
必要経費の中には、一般項目と特殊項目があります。
1.一般項目
補習塾に関わる必要経費をまとめてみました。
- 租税公課(税金関係)
- 荷造運賃(荷物の梱包、配送費用)
- 水道光熱費
- 旅費交通費(移動費、宿泊費)
- 通信費(インターネット、電話、ファックス)
- 広告宣伝費
- 接待交際費(事業に関わる人との交際費用)
- 修繕費(修理費)
- 消耗品費(10万円未満、文房具、電球、名詞、PC)
- 減価償却費(高額な固定資産を一定期間にわたって計上する費用)
- 外注工賃(業務委託した場合の費用)
- 利子割引料(利息やローン)
- 地代家賃(賃借料や使用料)
- 雑費(少額費用、ごみ処理代、クリーニング代、)
2.特殊項目
- 研究費(本題、旅費、勉強費)
さてここまでは補習塾の必要経費をまとめてきました。
では、経費にするためには何を用意すればよいともいますか?
- レシート・領収書
- 出金伝票
2つあげましたが、レシートさえあればひとまずは大丈夫なようです。
レシートも領収書もない時は、出金伝票を作りましょう~
かならずレシートはもらいましょう!
持ち家で補習塾を起業する場合
家事按分です!
自宅でお人事業主としてお仕事をする場合、家賃、光熱費、通信費などの一部だけを経費として計上することができるのです!
これを家事按分と呼びます。
こまかい自宅で使うのものは、その利用した時間、面積、頻度で計算された分だけ経費として計上できることになっています。
注意!それは経費になりません!
- 自分の給料
- 自分の健康診断費用
- 私用に出来る服
- 自分自身の税金(印紙税、個人事業税以外)
- 自分の国民年金・国民健康保険(所得控除は出来る)
- 自分の保険料(生命保険・地震保険料控除は出来る)
もうお分かりですよね?
個人事業主は、自分の為の出費は経費として計上できないのです。
なるべく人の為にお金は使いましょう!
幸福度も上がりますしね!
まとめ
- ランニングコスト
- 必要経費の考え方
- 注意!それは経費になりません!
塾起業にあたって、必要な費用はお分かりですか?
お金はかかります。どれを理解したうえで、しっかり経費まで考えてビジネスを楽しみましょう。
コメント