コロナの状況下の中で移住を考えている若者が増えている、そんなニュースを最近よく目にします。
かくいう私もそのひとり。新卒で入った会社をすぐに退職し、起業した。個人事業主で生きていた中でのこのコロナショック。私は人生についてもう一度考えないといけない時期だと思い、東京から出て地方に移住することを決断した20代男性です。
今回は私がどのような基準で移住先と育てる作物を絞っていったのかを紹介します。
1.移住先を選ぶ基準
私の移住先を選ぶ基準は気候でした。
カリフォルニアのような温暖で、湿度が低い土地に住みたい!という漠然とした思いがまずあったのです。
ですが、よく調べて見ると日本にはそんな土地はありません!!残念。。。地中海のような、南国のようなあの幸せの気候は日本には存在しないのです。
そこで、私は考えました。温暖で、出来るだけ雨が少ない場所はないのかと。
ありました。瀬戸内海式気候です。日本にはこの気候区分に属する土地が存在したのです。カリフォルニアのようには湿度が低くてカラッとした気候ではないですが、他の日本の地域と比べると雨が比較的少なく、温暖な土地です。
こうして、私の移住先は瀬戸内海式気候に含まれる県に絞られました。
2.農作物の選ぶ基準
次に私が決めないといけなかったのは、「何を育てるか?」でした。そもそも私は何で農業をやろうと思ったのでしょうか。。。
コロナ渦において、私は個人事業主である自分の将来に不安を覚え始めていました。要は就職をもう一度考えていたのです。
しかし、新卒で入っている会社を数カ月で辞めているトラウマや、スーツとネクタイを付けて仕事をする自分の姿をイメージすることがまったくできませんでした。
そこで私は、自分の手に職を付けて、自分で生活をしていくために何が出来るかを考え、移住と農業に辿り着きました。
農業は決して楽なものではないと理解しています。それでも挑戦したい思いが上回ったので今回移住と新規就農を決断しました。
話がそれましたが、私が農作物を選んだ基準は「住みたい土地で作れる作物」という条件です。
そこで、瀬戸内海式気候で作れるものを調べていると、アボカドやみかんに出会ったのです。新規就農者には野菜がよく勧められます(収入までのスパンが短いから)が、私は長期的に見て果樹栽培が自分に合ってると思いみかんを選択しました。
どの作物を選んでも簡単なものは無いと思います。後は何故その作物にして、何をしたいのかがはっきり言えるようになれると良いのではないでしょうか。
3.最後の決め手
場所は瀬戸内海式気候、育てる作物はみかん
ここまで決めたら後は最後の絞り込みです。上記の2つの条件を満たすのは愛媛県と和歌山県でした。
私はこの2つの県にコンタクトを取ってお話を聞いています。まだ自分自身でも決め切れていません。最後の決め手は「人」だと今感じています。
各市町村で移住に関しての対応をしてくれる方の人柄だったり、受け入れてくれる地元の人たちとの相性が大切になってくると思います。
今はコロナの状況でなかなか現地に行けませんが、機会があれば気になる地域に訪れて現地の方々と交流をした上で決断をしたいと思います!
以上、20代の新規就農・移住に関する報告でした。
まだまだこれから色んな移住や農業情報を更新していきますね。
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